【全体の感想】結城友奈は勇者である

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今更ですがアニメ「結城優奈は勇者である」の感想記事を書こうと思う
1話1話拾っていくのはとても時間がかかるので、また別の機会でちゃんと書きます(多分)

ざっくり一言でまとめるとどんな物語?


ぶっちゃけタイトル負けしてると思います
ラノベっぽいタイトルですが一応アニメオリジナルの作品。
基本女の子しか出てこないです。名前のある登場人物に男キャラなし。

このタイトルに出てくる勇者とは?

よくあるファンタジー世界を想像しがちですが、このアニメの”勇者”は一般的なものとは少し異なります

開始5分で日常系アニメの香りがすごいので、それで切ってしまったという人も多いかもしれない。

 

どんなアニメを見たい人にオススメ?

ファフナーのような鬱鬱とした中それでも戦う人たちの話

絶望に追い込まれても戦う人たちの強さには心打たれる。

まどマギのような衝撃的な展開

ネタバレになるから詳しくは言わない。
とりあえず騙されたと思って8話まで見よう。

シンフォギアのような熱いバトル

女の子が戦いながら\( ‘ω’)/ウオオオオオアアアーーーーッ!って叫びまくる熱いアニメが好きな方にぜひ。

そのストーリー展開からよくまどマギと比較されるんだけど
ファフナーとかシンフォギアの方が系統的に近いと思う。
あと魔法少女にありがちな変身バンクもバッチリあるよ。

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ネタバレなしでの流れ解説

1話のAパートは日常物
日常系苦手な人は頑張って耐えてください
途中から色々起こります

2〜4話は徐々に伏線とか何とか積み重ねてます

5話で最初のクライマックス
熱いバトルがみどころ

8話で一気に流れが変わります
とにかく8話がターニングポイントだと思うのでそこまで頑張ってください

アニメを見たうえでの全体の感想(ネタバレ注意)

不完全燃焼なところ

・バーテックスが襲ってくる理由などの説明不足
・供物なんで返ってきたのか説明なし
・風の勇者をやる理由の掘り下げもうちょい欲しい(両親がバーテックスに殺された経緯
・最後わっしー(東郷さん)が園子と話すシーンは欲しかった

※実はこれ、番外編(?)ノベルの「鷲尾須美は勇者である」のラストと
電撃G’sマガジンに掲載された後日譚「その後の園子」を読むとちゃんと説明されてます
マルチなメディアミックスが嫌いな人にはアレなのですが
あれやこれにはちゃんと理由がある、と

意外なハッピーエンド

最後が無理矢理まとめすぎた感あるけど尺の都合上仕方ないかなぁと

バーテックス結局全部倒せんかったし、四国の外はあのままだし何も解決してないやんけ!

謎も結局分かってないやんけ!
とか言いたい気持ちもあるんだが、そこはあくまで「結城友奈の章」ということで
最終的に勇者部の日常が帰ってきてめでたしめでたし、と
というかバッドエンドしかないと思ってたので、よくこれをハッピーエンドに持っていったなぁ
9話とか絶望しかなかったし

世界全体のマクロ視点だと、大赦って結局何なん?とか色々疑問は残るけど
あくまでもこの物語はミクロ視点、勇者部にスポットを当てた物語と割り切るしかないと思う

まあ別の機会に明かされるんだろう。

何で供物返ってきたん?何で勇者業から解放されたん?

ここが一番の疑問で、物議を醸すところだと思う
ラストバトル後、みんなが横たわってるところで花びらが散ってる
この花びらは供物が返ってきた暗示だと思うんだけど、友奈だけ散ってない

つまり友奈が一人犠牲になったことでみんなの供物が返ってきた
その後友奈は廃人になったわけだが、根性で廃人から復活
(ここは結局根性論かよ、で賛否両論出るだろうけど)

そういう解釈がベターかなと思ったんだが
感想記事色々見てたらこんな意見を発見した。
「最後の勇者劇の最後で、友奈が倒れるシーン。実は友奈はまだ一人勇者として戦い続けてるのかもしれない」
あのハッピーエンドの流れであの立ちくらみは不穏だなと思ってたら
なるほどそういう解釈もとれるのか、と

微妙に謎を残したおかげで色々解釈できるから議論が楽しいアニメですね

※実はこれ、番外編(?)ノベルの(以下略)
まさかバーテックスが神の…おっと( ^ω^)

とにかく、伏線の積み上げ方が(1クールにしては)すごく丁寧だったと思います
日常パートなのに時たまちらつく不穏の影、その見せ方が上手かった。

犬吠埼樹はアイドルになる

本編で一番印象に残った樹ちゃんについて触れておきましょうか
樹の下りは4話であれだけ丁寧にやってるだけあってグッとくるものがあった
声が失われた中でも健気に戦う樹は本当に健気でなぁ…
なので個人的にはやっぱり、9話の樹がもう声を出せないことに絶望するお姉ちゃんの姿が辛くて辛くて
一番印象的なのはここなんじゃないだろうか

このアニメが伝えたかったことは?

「なせば大抵なんとかなる!」
これに尽きるのではないでしょうか

バーテックスを倒し、満開を迎えるたびに散華という代償を払う
そんな絶望的な状況の中でも闘い続けた少女達の絆と勇気の物語

その姿は我々にも勇気を与えてくれたのではないだろうか

結論?

最終話のモヤモヤは「鷲尾須美は勇者である」と「その後の園子」を読めば解決されるので
そちらもぜひ読んでみるといいと思います
正直、アニメを最終話まで通して見た時はそこまでお気に入りのアニメにはならなかったんですが
わっしーとその後の園子を読んだ後に見直した結果、

ゆゆゆ愛がヤバい。マジ。(ボキャ貧)

BDはお知り合いから借りたのですが、自分でBD買いそうなレベルでお気に入りの作品になってしまった。

その後の園子」は電撃G’sマガジン3月号掲載で単行本化されてないけど
雑誌はKindle版も出てるので、ゆゆゆを楽しめた方はぜひ(熱い宣伝)

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2期(もしくは劇場版?)もやろうと思えばできる作品…
というかわっしーもほんと好きな話なのでアニメ化して欲しい。
銀ちゃんの活躍を映像で見たい。
以上、全体的なざっくり感想でした。




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