映画「君の名は。」感想

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映画「君の名は。」の感想記事です。
新海誠監督による新作。

 

評判良かったので観てきました。
これまで新海誠作品は「秒速5センチメートル」しか見たことないです

映画は1人で観る派なのでぼっち鑑賞してきたんですが
周囲は同性の友達同士、カップル、ぼっちと様々でしたね。
体感では全体的に年齢層は若い人(10代〜30前半)が多い印象でした

この記事は

  • ネタバレなし感想
  • ネタバレあり感想

の2本立てでお送りします。

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ネタバレなし感想

まず、相変わらずの綺麗な背景が良かったです。
新海誠作品の空は本当に綺麗だなと。
一応現実世界が舞台なのに、まるでファンタジーの世界にいるような。

ストーリーはネタバレなし感想なので詳しいことは言えませんが
導入のテンポが良くて、するすると作品に引き込まれました

”泣ける”作品とはまた違いますが、ぎゅっと心を鷲掴みにされた感覚に陥りました。

主人公の瀧くん、ヒロインの三葉どっちも好きなキャラです
瀧くんはうじうじしたところがなくて行動力があって良かった
必死で走る若者を見て素直に”青春っていいなぁ”って思えました

 

「前前前世」

音楽がRADWIMPSだったんですが「前前前世」良かったっす。
爽やかかつ疾走感ある曲調で”青春”感出てました。
若い子に凄くウケそうだ

前前前世 (movie ver.) RADWIMPS MV

ところでRADWIMPSなんて何年ぶりかに聞いたけど
こんなバンプに似てたっけ。元からかw
たしかフロントマンの野田さんがバンプ好きなんですよね

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ネタバレなしだとこれくらいしか書けないw
以下はネタバレある感想。
まだ観てない方はぜひ劇場へ行ってから、またお会いしましょう



ネタバレありの感想

以下ネタバレあります。ご注意ください。

 

 

「入れ替わってる!?」

導入は入れ替わりについての説明はなく
入れ替わりしつつ瀧くん、三葉それぞれの日常が描かれています

最初は”一体何が起こってるんだろう?”と作中の2人、視聴者共に首をかしげつつ
だんだん入れ替わりだということに気付いてきます

入れ替わりだと気付いてからの2人のやり取り(?)が面白い
このへんニヤニヤしっぱなしでした

瀧くん、三葉モードでおっぱい揉みすぎィ!

 

入れ替わりがなくなってからの…衝撃の事実

意を決して三葉に会いに岐阜に行くことにした瀧くん。
瀧くんのこの行動力は素晴らしいなと思う

そこで三葉の住んでいた糸守町は、”3年前の隕石落下で町ごとなくなってしまった”という事実を知る。
あまりにもショッキングすぎて、このシーンは観てるこっちも「…え?」ってなっちゃいました
つまり序盤の入れ替わりは”現在の瀧くん”と”3年前の三葉”とで行われていたんですね

こっからは再び入れ替わりが起きたり
1人の高校生の無力さを感じつつも、
てっしーとさやちんの力を借りて必死で町民を避難させようと頑張ったり…
(それにしても発電所爆破はすげえよ)

2人がカタワレ時にやっと出会えて
お互いの名前を忘れないように記しておこうとする瞬間にまた消えてしまったシーン。
ほんと切なかった。

 

糸守町は守れたのか?

町民の避難がうまくいったのか、つまり三葉が生き延びたのか分からないまま数年後
結局三葉の名前を忘れてしまった瀧くんは就活中。
入れ替わりも糸守町まで行ったことも最早過去の出来事。

だが、どこかで何かを探している。
忘れてしまった大切な何かがある。

このあたりはもろに『秒速5センチメートル』でしたね
いつ山崎まさよし「One more time, One more chance」流れてくるのかヒヤヒヤしてました

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このまま結局二人出会わずに終わったら
もしくは、すれ違っても振り返ったら既に相手はいなかったってオチになったら
完全に『秒速5センチメートル』だなって勝手に怯えてたんですが

最後は2人がすれ違い、振り返って
「「君の名前は?」」で終わって良かった。
本当に良かった。

 

あと糸守町の伝統的な物(組紐、口噛み酒)がちゃんと物語のキーになってましたね。
だから神社の娘って設定だったのかと納得。

結局入れ替わりは3年前の三葉と現在の瀧くんで行われていたから
実際は三葉の方が3つ年上ってことでいいの?

細かいツッコミどころがちょいちょいあったけどストーリーそのものが盛り上がったし楽しめたからいいや。
(入れ替わった時点で3年のラグがあるのは気付くんじゃね?とか)
ま、SFだけど細かいところは気にするな系作品っす

このあたりは1度見ただけでは微妙に混乱したので
小説版を読んで補完しようと思います

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それにしてもこの作品、見た人と思い切り語り合いたい。

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