2016年10月放送開始、連続テレビ小説『べっぴんさん』の感想記事です。
…といつも通り感想書きたいところだったんですが。
視聴辞めます報告です。
このドラマの雰囲気自体は結構好きなんですよ。
ガヤガヤしてない静かな雰囲気。
『あさが来た』とかみたいに朝から明るくて楽しいドラマって感じではないけれど、
これはこれで静かでゆったりとした時間が流れていて良いなぁと。
朝ドラって出かける前の準備しながら何となく流してる人も多いから、
BGM的にもいいんじゃないかと思ってたんですが。
1週目見た時は「今回当たりだな」って思ってました。個人的にかなり好きだなって。
が、2週目から一気に戦争ムードに突入して辛気臭くなって。
2〜3週目はぶっちゃけ「ただただ暗くてつまらなかった」です。
10月上旬は諸事情で毎日朝ドラ見る事が出来ず、2〜3週目は録画を一気見したんですが、
正直つまらないしぶっ続けで見るのしんどかった。
で、4週目でようやく明るい兆しが出て来て、
「おっ、ここから店始めるのか。どん底から這い上がるぞー」ってワクワクしたのも束の間、
何の為にあったのかよくわからない君枝と良子の辞める辞める詐欺エピソードが入りズッコケ。
で、この時点で面白さについてはもう期待しないで雰囲気だけ楽しもうと思ったんですが。
(というかダラダラ惰性で見てた)
そしたら紀夫の帰ってきてからのエピソード見て「ないわー…」と思った。
個人的に不快な表現があまりなかったから惰性でも見ていられたんですが、
とうとう不快だと思う表現きちゃったかーって感じ
んで「これもう見なくていいか」って思うに至ったわけです。
紀夫の扱い
さて、視聴断念の決め手になった紀夫についてですが。
そもそも第一印象変人だなぁと思ったら何かすみれと結婚して、あっという間にすみれが妊娠
それからすぐに出征しちゃったもんだから、本当にただの変人という印象しかない。
感情移入しようがないっす。
帰ってきてから色々いいエピソードあるのかなって期待してたら
まず人間不信拗らせて拗ねてるだけ。
それに対するすみれ達周囲の反応も「何か…何かな…」って感じ
これで視聴者にどうやって紀夫という人物を好きになれって言うんだ。魅力が1つもない。
それこそ本来間男でしかないはずの栄輔の描写の方が丁寧とかいう謎。
こんな描き方されると、もう紀夫帰ってこないで栄輔・すみれ・さくらで桜の花見れたら良かったのにねってなるわ。
まあ栄輔は栄輔で…いいや、もう書くのめんどくさい。
で、帰ってきてからもドラマ内の時系列で1ヶ月くらい放置された紀夫君ですが
何か最終的にすみれのファッションショーでの演説見てあっさり改心しちゃったみたいですね。
本来、夫婦であるすみれと紀夫が思い切り話し合って本音ぶつけ合うべきなんじゃないのか?
それがドラマってもんじゃないのか?
いくら内気な夫婦とはいえ、このテキトーな改心はアカンでしょ。
ぶっちゃけ史実の方が面白い
このべっぴんさん主人公坂東すみれのモデル、坂野惇子ですが。
どうやら本当は当時珍しい恋愛結婚だったみたいです。
しかも出会いはスキー場。『ロマンスの神様』かよ。
変な改変入れないで、史実通りやった方が絶対に面白かった気がする。
てかさすがに女学生時代はすっ飛ばしちゃダメだったと思うの…
女学生時代の良子と君枝の印象がそれまでほとんどないせいで、辞める辞める詐欺の影響がデカい。
そのおかげで彼女たちが心の底から好きになれない。(女優さんは2人とも好きです)
最後に
他にも細かい文句はいっぱいあるんですが、書くのめんどくさいんでいちいち書かないです。
色々書きましたが、演じてる俳優さん達はみんないい演技だなぁと思います。
芳根京子ちゃん可愛いし。
だからこそもっと面白い物が見たかった…。
とにかく言いたいのは、脚本がお粗末すぎる。
そんなわけでべっぴんさんの感想記事は今回で打ち切りです。
このまま無理に見て感想書いてても、ただのアンチ記事になってしまいそうだし。
今まで見て下さってた方が(もしいたら)申し訳無いですが…
こんなアンチっぽい記事書いちゃいましたが、現状楽しめてる人はそれでいいと思います
次の朝ドラまでは過去作をぼちぼち見つつ感想記事書いていこうと思ってます
『カーネーション』見たかったんだけど、なぜか分からないが結局『あまちゃん』見ることになりました
久々にじぇじぇじぇします
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