【読書キロク】ARIA The MASTERPIECE 1巻

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漫画『ARIA The MASTERPIECE』1巻の感想です。
ARIAの完全版。大判コミックです。
完全版1巻にはAQUA2巻分のお話が収録。

 

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感想

とにかく表紙が綺麗
もともと天野こずえ先生の絵は白黒でも綺麗な絵だなぁと思っていたのですが
カラー絵の美しさはもう素晴らしくて…!
完全版発売当時、買おうか悩んでた自分も本屋で1巻の表紙を見た瞬間レジに持って行ってました
色合いといい、惹きつけられる。

「元々コミック全巻持ってても買ってしまった」という人は多いのではないでしょうか。

 

ストーリーという程ストーリーがあるわけではないけれど
ネオ・ヴェネツィアの日常が物凄く癒しで、日常の中にも小さな発見がいっぱいで。
そんな日常の中でちょっとずつ成長していってる灯里ちゃん達も見どころ。
読んでるこっちも一緒に幸せな気持ちになっちゃう。

あと見開きのページがいちいち綺麗なんですよね。
そりゃネオ・ヴェネツィアに移住したくもなるって!

本当に素敵な作品だなぁと思う。名作だし読んだこと無い人は一度は読んでみてほしい。

完全版1巻の中では個人的にケットシーの話シングル昇格試験の話夜光鈴の話がお気に入りです

ハイライト

ではふりかえります

Navigation01『水の惑星』

 

惑星アクア

このお話の舞台。
結構SFな設定なんですよね。
そして目的地はネオ・ヴェネツィア
ヴェネツィアをベースに造られた水と共に生きる港町。

 

火星猫

待ち合わせ場所に向かう灯里の前に火星猫さん。
流れでにゃんこさんと郵便屋さんの船に乗ることに。

 

不便

地球(マンホーム)は何もかもが合理化されている世界観。
星間旅行も出来るこのご時世で火星は色々不便
不便だけど…でも不思議と落ち着く

 

ウンディーネ

灯里ちゃんは水先案内人(ウンディーネ)になるために火星に来ました

 

メインストリート

運河(メインストリート)に到達。
もう風景がとにかく綺麗。
世界観が素敵すぎる。

 

ARIAカンパニー

うっかり舟の中で寝てしまった灯里ちゃんですが
郵便屋さんが連れてきてくれました

 

アリア社長

何と火星猫さんはARIAカンパニー社長でした
火星猫はしゃべれないけど知能は人並み。

 

Navigation02『水先案内人』

 

アクアの朝

アクアの公転周期は地球の2倍で、1年が24ヶ月あります
8月でもまだまだ春
何か時間がゆったり流れていそうでいいなぁ

 

ウンディーネの制服

灯里ちゃん初制服。
似合っててアリシアさんも「あらあら」と納得です

 

お手並み拝見

灯里ちゃんのゴンドラのテクニックは素晴らしい
…が、漕ぐ方向が逆w

 

「これから一緒にがんばりましょうね」

正しい方向で漕いだらへろへろだった灯里ちゃん
それでも「最初はこんなものでしょ」と優しいアリシアさん
こんな素敵な女上司が欲しい。

 

藍華ちゃん

同業店「姫屋」に下宿している藍華ちゃん登場
灯里ちゃんと同じ見習いウンディーネです

 

「藍華ちゃんってストーカー?」

ストーカーかはおいといて、藍華ちゃんはアリシアさんが大好き

 

アリシアさん

うっかりアリア社長の乗った舟が流されてしまったが…
アリシアさんの華麗な舟さばきで救出
美しい…
アリシアさんはウンディーネでもトップクラスらしい

 

「友達っ」

灯里ちゃんと藍華ちゃんは同じ見習いウンディーネ同士で友達に。
なんだかんだ上手くやれそう

 

Navigation03『水没の街』

 

アクア・アルタ

夏の手前にアクアで起きる高潮現象
この間は街の機能も麻痺してお店も休業です

 

アリア社長のご飯

お気に入りのご飯を全部水の中に落としてしまった社長w
向こう町のお店に買いに行ってみることに。

 

水没した街

いつもの街なのにいつもと全然違う風景。
ちょっとしたことでもすごく楽しそうで幸せそうな灯里ちゃんが
この作品の魅力であり癒しだよなぁ

 

突然の雨

慌てて雨宿りする灯里ちゃん達。
そこは「姫屋
そう、藍華ちゃんの下宿先でした。

 

アクアマリンの瞳

姫屋の社長も猫さん
水先案内店を経営する者は青い瞳の猫を社長にする慣わしがあるらしい

 

「恥ずかしいセリフ禁止!」

恥ずかしいセリフ禁止!ですw
この灯里ちゃんと藍華ちゃんのやり取りほんと好きだ

 

アリア社長とヒメ

どうやらアリア社長はヒメに嫌われてしまった様子w

 

夜ふと目覚めて外を眺めた灯里
この空がまた素敵すぎる

 

Navigation04『猫の王国』

 

猫の集会

月に一度決まった日にお出かけするアリア社長
猫の王様ケットシーが猫を集めて開く集会に行ってるのかも?

 

追跡

灯里ちゃんと藍華ちゃんでアリア社長を追いかけてみることに。

 

迷宮

一本道なのに同じところをぐるぐる回ってる?
しかもアリア社長も見失ってしまい…

 

アリア社長

困る灯里ちゃん達の目の前にアリア社長が。
帰り道を教えてくれます。
しかしアリア社長は一緒には帰れないとのこと

 

ケットシー

帰り際に灯里ちゃんがちらっと見たのは…
たくさんの猫と…ケットシー
何だか不思議な光景

 

Navigation05『希望の丘』

 

半人前(シングル)

藍華ちゃんはシングルに昇格。
昇格試験の内容は教えてくれませんでした

 

ピクニック

アリシアさんのとっておきの場所にピクニック
目的地は着いてからのお楽しみ

 

水上エレベーター

下流から上流に上るのは30分ほど
のーんびり待ちます
「私ものんびり大好きです」
この灯里ちゃんとアリシアさんののんびりした空気感大好きだ

 

合格

目的地到着。
そして灯里ちゃんの手から手袋が片方なくなり無事合格。
今回のピクニックのルートは実はペアの昇格試験に使われる道でした
というわけで灯里ちゃんもめでたくシングルに昇格です

 

Navigation06『初めてのお客様』

 

半年

灯里ちゃんがアクアに来てから半年が経ちました
カラーページは完全版ならでは。素敵。

 

アリシアさんのすごさ

シングルになってアリシアさんの助手も出来るようになった灯里ちゃん
改めてアリシアさんの凄さを実感。
ほんと美しい…

 

「立派なもみあげだな」

サラマンダーの登場
ここからもみ子呼びが定着
ガラは悪いけど、とりあえず灯里ちゃんにとって初めてのお客様です

 

サラマンダー

ポニテの兄ちゃんは火炎之万人(サラマンダー)の半人前らしい

 

「たとえ半人前でも…ウンディーネなんだろう?」

夕方6時までに駅に着かなきゃなのに、灯里ちゃんの腕前では無理そう…
諦めてアリシアさんに託そうとする灯里ちゃんですが
サラマンダーの兄ちゃんの一言で思い直します

 

「行きます!」

灯里ちゃんの本気逆漕ぎキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
逆漕ぎだと本当にすごいw
「やるじゃねーかもみ子」

 

Navigation07『社長はツラいよ』

 

アリア社長回

アリア社長が主役のお話です
ARIAカンパニー大掃除の日、社長も頑張ってお手伝いするも上手くいきません

 

さがさないでください。

社員にまったく頼りにされていないと落ち込んで家出してしまう社長w

 

新しいお友達

鳥さんと友達になった社長だが…
鳥さんは仲間と飛んでいってしまった…(´・ω・`)

 

ヒメ社長

姫屋のヒメ社長に会いに行った社長だが…
ヒメ社長は藍華ちゃんと一緒でした

 

ひとりぼっち

結局ひとりぼっちの社長が切ない…

 

帰宅

アリシアさんの言うとおり夕飯の頃に帰宅w
最後はみんなで仲良くご飯を食べましたとさ

 

Navigation08『夜光鈴』

 

夜光鈴

アリシアさんが買ってきた風鈴
アクアの特産品で「夜光鈴」といい、夜光るものです

 

夜光鈴市

市に来た灯里ちゃんは藍華ちゃんと遭遇。
一緒にお揃いの夜光鈴を買います

 

ティータイム

灯里ちゃんとアリア社長の、夏の夜の密かなティータイム
素敵だなぁ

 

最後の晩

夜光鈴の寿命が尽きる晩、最後の輝きを見送りながら海に還すために
ネオ・ヴェネツィア中の人達が海に繰り出して来ました
この光景は圧巻。

 

結晶

灯里ちゃんの夜光鈴は海に還った後結晶として残ってくれました
ラッキーだと言いつつもなぜか泣いてしまった灯里ちゃん
理由は分からないけれど何か感情が昂って涙が出てしまった、そんな感じ

 

Navigation09『花火』

 

浮き島

灯里ちゃん、初めて浮き島に行くことに。
ただ浮いてるだけじゃなくて気候制御装置でもあります

 

ポニテの兄ちゃん…サラマンダー再び登場。
浮き島の案内役をしてくれます
サラマンダーが釜の番人をすることでアクアの気候が調整されてるんだな

 

「私はこっちの方が好き」

地球はいまや自動で気候制御されていて、常に快適な気候
でも手動でちょっと暑かったりするアクアの方が…ね
ARIAの中の地球はもう季節とかの概念はないんだろうか

 

花火

いちいち画が素敵すぎる
「まるで光のお花畑みたい」
「恥ずかしいセリフ禁止!」

 

宝箱

灯里ちゃんにとっては初めて体験するアクアの全てが懐かしくて
まるで宝箱みたいな。
これから灯里ちゃんはまだまだたくさんの宝箱に出会うのだろう。




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