読んだ本:作曲少女〜平凡な私が14日間で曲を作れるようになった話〜

 

元々作曲(DTM)に興味があったのだが、そろそろ本格的に始めてみようかと思って見つけた本。
普通の女の子が作曲をしようとして機材や本を買ってみたものの、
何からやればいいのか分からずクラスにいるプロの作曲家の女の子に教えてほしいと頼み込む話。

ラノベ形式なので非常に読みやすい。読み物としても面白い。
始まりはありきたりなラノベだが、途中から面白くて読み耽ってしまった。
その中で作曲に関するヒントもたくさん散りばめられている。
具体的な作曲のやり方というよりは、作曲に対する心構えみたいな物を教えてくれる。

作曲に限らず、クリエイティブな事全般、いや、それ以外の事に当てはまるセリフもある。
また、心に刺さる一文もある。
正直、期待以上だった。

喧嘩(?)の仲直りのシーンの珠ちゃんのセリフは名言すぎる。
「どんなスポーツも、創作も、遊びも、最初は難しくて本当のおもしろさなんて絶対にわからない。でも、そこでやめたら、ただそれを嫌いになるだけじゃなくて、自分のことまで嫌いになる。だから、ちゃんと遊び方を覚えて、何がおもしろいのかをちゃんと理解して、それでもつまらないと思ったならその時はやめればいい。」

あとは1曲完成させたいろはに向けた珠ちゃんのセリフ。
「『教わるより、編み出したい』そう思えるからこそ、あたしたちはクリエイターだ。」
このセリフもハッとした。

管理人はあらゆることで人からのアドバイスというのがとても苦手なんだが、
(本当に最初の一歩の基礎基本はさすがに人に教わりたいが)
それはもしかしたら自分で何かを編み出したい、自力で自分なりの解に到達したいからかもしれない。
というか実際そうだと思う。

誰かに答えを与えられるだけ、誰かから言われた事をやるだけじゃ面白くない。
確かに何でも教えてもらえばスピーディーで楽かもしれないけど、自分で導き出したからこそ得られる事はあると思う。

そんな事を思ったのだった。

「努力は夢中に勝てない」も名言。なるほどと唸る。

ちょっと脱線したけどタメになるし読み物としても面白いんで、作曲興味ない人にもオススメの1冊だった。