漫画『ハチミツとクローバー』2巻の感想です。
作者は羽海野チカ先生。
最近だと『3月のライオン』でもお馴染みですね。
実は管理人はまだ『3月のライオン』を読んだことがない…
そのうち読みたいんですけどね〜…
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感想
主要登場人物の掘り下げと
青春の1ページの積み重ねがメインの回。
その中でも各登場人物の思いが交錯していく。
この巻で一番印象的なシーンは、やっぱり真山が山田さんをおぶって帰るシーンかな。
真山の気持ちも、結果もどうなるか分かりきってるのに
諦められない、止められない山田さんの気持ちが溢れ出したシーンだった。
真山と山田さんの関係は一応スッキリしたのかな。
決着はついたけど山田さんの気持ちの中ではまだ消化しきれてない感じだ。
ここからどうなるか
ハイライト
ふりかえります
chapter.10
年末帰省回。
竹本の実家は群馬の高崎。
竹本のちょっとフクザツな家庭事情が描かれます。
カズさん
子供の頃に父が亡くなり、母1人子1人で支え合ってきた竹本親子。
しかし、高2の時にカズさんという逞しい男性が現れて、母と惹かれ合います。
すごくいい人だけど、いい人すぎて眩しい。
自分が叶うわけないと思い知らされてしまう存在。
竹本が苦手だと思ってしまう気持ち、分かる。
帰省あるある
久々に実家に帰省すると色々なお土産持たされるのは帰省あるあるっすなw
chapter.11
温泉旅行
森田さんが宝くじ30万を当てた結果、温泉旅行に行くことに
「このこ、真山のことがスキなのか」
山田さんの様子を見て色々察する花本先生
ほんと何でよりにもよってやっかいな真山を好きになってしまったのか
天才森田
醤油でさささっと日本画描いちゃう森田さん
天才肌だな〜
はぐちゃんに通ずる部分があるね
やっぱりカオス
クリスマス会に引き続きカオスな惨状
そしてこんな時いつも正気側に残ってしまう花本先生と真山…
chapter.12
とある冬の日にキリンを見に来たみんな
花本先生の回想
この回は花本先生の過去の話がメイン。
花本先生と原田と理花と3人で暮らしていて、
でも原田が事故で死んで2人は一緒にいられなくなって。
「一生のうちの一番大事だった時間を一緒に過ごして、同じ部屋で同じものを食べて
同じ空気を吸って、もう自分のカラダの一部みたいに思ってた」
しかしそれはもう過去の事。
原田は死んでしまったし、思い出を振り返ることしか出来ない。
原田が死んだ事に対して理花は後悔してるし、自分を追い詰めてるんだろう。
自分に好意があると分かって真山を避けているのは、
自分が幸せになってはいけないという気持ちもあるのかもしれない。
この話を聞いてしまった真山はどう動くか
chapter.13
卒業制作の季節
森田さんは色々あって留年決定。
森田さんのお金に執着する性格は何か理由がありそう
それにしても丹下先生が死んでまう…
真山は就職
就職先、何とか決定。
バイト時代一緒にやってた事もある藤原設計事務所に合格。
飲み会の帰り
山田さんをおぶって帰る真山。
「なぁ山田、何でオレなんかスキになっちまったんだよ」
真山は山田さんの事が大切。でもそれは恋愛感情ではなくて。
大切だと思ってるからこそテキトーな気持ちで付き合いたくはない。
幸せになってほしいから自分なんか見てないで他のいい男を見つけて欲しい
でも山田さんは振り向いてくれないって分かっていながらも真山の事が好き。
あぁ、ほんと一筋縄ではいきませんなぁ。
泣きながら「真山、すき」と言い続ける山田さんの切ないことよ。
chapter.14
調査旅行に行くことになった花本先生
かつての教授の付き添いで、約1年モンゴルや中国を行き来することになる
はぐちゃんも一緒に来ないか誘ったが「ここに残る」と宣言。
花本先生の知らない間にはぐちゃんは少しずつ成長してたんだなぁ
真山と理花さん
別の場所に就職する事になったものの、理花さんに外れないブレスレットをつける真山
真山の気持ち悪さが出てくるのはこの頃からかw
四つ葉のクローバー
花本先生が旅立つ前日、はぐちゃんは先生にあげる為の四つ葉のクローバーを探す
それを手伝ういつものメンバー達
結局四つ葉のクローバーは見つからなかったけど、気持ちだけで花本先生は喜んでくれた
あと、こういう”みんなでクローバーを探す”みたいな何気ない日常の一コマが
大人になってからかけがえのない思い出になったりするんだよね
chapter.15
竹本の誕生日会
途中からみんなすっかり忘れてるのひどいw
ツイスター
森田さん作。
まず色が多すぎだし微妙な色ありすぎw
最終的に罰ゲームみたいに…
山田さん
結局失恋になったわけだが、好きだった気持ちが簡単に消えるわけでもなく。
何か新しい出会いがあるといいんだけどね
ストーカー真山
一般的に真山みたいなのをストーカーという。
女の子は恋をすると綺麗になるというけど、男はカッコ悪くなるばかり
ひとりぼっちのはぐちゃん
花本先生もいない、山田さんも店番しなきゃいけないからいない
初めてひとりぼっちの夜を迎えるはぐちゃん
そんなはぐちゃんを心配して一緒に夜を過ごす竹本、いい奴である
ミドリちゃん
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