アニメ「ガンダムUC」の感想記事です
全体の感想です。
ネタバレ注意。
管理人のガンダム歴
ぶっちゃけた話、実はガンダムシリーズそこまで見てなかったりします。
TVシリーズの1stガンダムは昔全て見ました(長かった…)
本当に、まともに見たガンダムシリーズはそれくらいでしょうか。
名作と名高い逆シャアもいまだに見てないんですよね…
(その筋の人から怒られそうだ)
まあそんなわけで、時たまガンプラ組む程度のにわかガンダムファンなんですが
ガンダムUCはとにかく感動したので感想書かせて頂きます。
感想
ロマン
MS大量。
過去作ファンなら胸熱の機体もちょくちょくありましたね。
ロマンが詰まってる。
見どころは何といっても戦闘!
惜しみない作画とモーションでただただ眼福。
この戦闘シーンだけでも一見の価値あります。
これ3DCGほぼ使ってないってマジですか…?
OVAだとしてもなかなか為せる技じゃないですよ…?
そこはさすがガンダムというべきなのか。
ユニコーンガンダムのNTD発動する場面とか…
もうワクワクもんだぁ!
戦闘シーン以外でもさりげない表情や目の動きの演出が洗練されている。
このちょっとした表情の動きからもこだわりを感じました。
MSで個人的にお気に入りなのが
ep4冒頭、水泳部の皆さんの活躍シーンですかねw
ゾゴックとかジュアッグ可愛いじゃないですか!可愛いよね!?
あとクシャトリヤ超好きになりました。
ちょっとプラモ買ってくる。
ラプラスの箱
謎に満ちたラプラスの箱を探すというのが本筋のストーリーですが。
これもロマンに満ち溢れている。
ラプラスの箱とは一体何なのか?どこにあるのか?
それが開かれる事により世界はどう変わるのか?
この謎が視聴者を更に惹き付けにかかるわけですよ。
結果、ラプラスの箱の正体はマルチスタンド石碑だったわけですが。
世に知られている石碑は”とある条文”が消されたものだった。
その”とある条文”とは…。
将来,宇宙に適応した新人類の発生が認められた場合,その者たちを優先的に政府運営に参画させることとする。
個人的には、当時の大統領達からすれば半分希望、半分ジョークみたいな感じだったのかなぁと。
まさかこの一文により一連の争いが起きるとは思ってもみなかったでしょうね。
正直”一年戦争”さえ無かったらこの箱の存在はもっと違うものになっていたはずです。
マリーダさん
個人的に正ヒロインは彼女だと思ってますw
いやミネバも大好きですけれども。
裏ヒロインというべきか(ミコットとは何だったのか)
悩むバナージに助言を与え続けた存在。
一度彼に殺されかけた(機体の暴走故ではあるが)というのに…女神か。
途中何度も死亡フラグを立てまくっては回避したのに、
最終決戦で散っていくのは悲しかった。
キャプテンの心中を思うと更に涙が…(´;ω;`)ウッ…
安直な作品なら闇堕ちしてバンシィ乗ってたあたりで
あっさり死んじゃいそうなもんですがそんなことはなかった。
ZZ見てないんで分からなかったんですが、
彼女はエルピー・プルのクローンという設定が。
あと小説だと詳細に書いてあるみたいですが、
マリーダさんの過去はかなり壮絶だったようですね…。
リディ少尉
ミネバにフラれたり終始ネタみたいな扱いを受けてきたリディ。
途中「お前もういいから引っ込んでろよ(´・ω・`)」という気持ちになりましたがw
本当にこの坊やはロクでもなかったですねぇ!
ただ、最後の最後での「バンシィ!」にはやられました。
でもやっぱりマリーダさん撃ったのは許さないからな!(ヲイ
散々死亡フラグ立ててたのに生き残ったのは意外でした。
というか最終的にライバル?相棒?ポジに昇格したなぁとw
憐れな死に様も見てみたかった気しますけどね。
ラストでバナージがあのまま人間やめてたとしても
リディ君ではミネバは奪えなかったと思いますw
オッサン
個人的に”渋いおっさんがひたすらかっこいいアニメは名作”だと思ってますが。
そんな渋いおっさんがひたすらかっこいい作品です。
かっこいいおっさんがいっぱい出てきます。
個人的な推しおっさんはダグザです。
序盤の、厳しいながらバナージを支える父親のような役割、
ラストの軍人としてこの上ない散り様…。
命がけでシナンジュに一発ぶちかますのすげえよ。
「ダグザああああああああああああああ!!!」
父子
この作品のテーマの一つとして、父と子の関係があったと思います。
バナージとカーディアス・ビスト、リディとローナン、ジンネマンとマリーダ…。
ダグザもバナージに対して父性に近いものを抱いてますね。
父の想いとそれを受けた子供。
その想いは呪いなのか、はたまた祈りなのか。
そこは、父の想いを受けて子供側が自分なりの解釈をするしかないのかなと。
ジンネマンとマリーダに関しては血の繋がってない関係だしまた違ってきますが。
戦争で失った娘に面影を重ねるジンネマン、
父のように接してくれるジンネマンをマスターと呼ぶマリーダ。
お父さんと呼ぶシーンではぐっときましたね。
そういった視点からみても、マリーダが死んだシーンは本当に…
やっぱりリディ許さねえ(# ゚Д゚)
というかジンネマンはガランシェール乗組員全員の親父であり、
バナージに対してもいい親父っぷりを発揮してたなぁと。
つまり何が言いたいかっていうと、
この作品は深みがあってかっこいい大人がたくさんなんですよ。
名言
名作故、名言も多いガンダムUC。
「見せてもらおうか。新しいガンダムの性能とやらを」
「この…わからずや!!!」
「撃てません!!!!!!!」
セリフ書いただけでフラッシュバックしてきますね…。
お馴染みのあの人やこの人
ブライト
まず劇中でも大幅に活躍するブライトさん。
1stだけ見てた自分としては、バナージとの初対面シーンで殴るんじゃないかとヒヤヒヤしてましたw
そんなことはなかった。めちゃくちゃいい大人になってた。
声優さんがお亡くなりになって代わったのですが、全く違和感なかった。
普通こういう時の代役って違和感あるもんなんですけどね…凄いわ。
アムロの写真飾ってるのもぐっと来ました。
カイ・シデン
カイさんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!ってテンション上がりました。
フル・フロンタル
直訳すると全裸らしいです。
シャア・アズナブルの再来と言われる男。
やっぱり通常機体より3倍速いんですね…。
彼は確かにシャアの再来と言われるほどシャアにそっくりではある。
しかしところどころ思想がシャアとは異なる感じがするし、
彼自身「ただの器にすぎない」って言ってるんですよね。
やはりシャアとは似て非なるものだと思う。
あまり難しい考察は出来ませんが
シャアにはまだ人間味が感じられる部分があったけど
この男からはそういったものは全く感じられませんでしたね…。
あと、フル・フロンタルをひたすら崇拝してたアンジェロですが。
彼に関してはもう少し掘り下げてほしかったような気もしますね。
そのへん小説版読めば色々違ってくるのかしら?
あ、シナンジュくっそかっこ良かったです。
声優
錚々たる面子の演技が素晴らしいのは言うまでもないですが
主役の内山昂輝の演技がとにかく素晴らしかった。
内山君と言えばマクロスΔのメッサーも良かったっすね。
最後に
思うがままに色々書きましたが最後。
「何で今まで見てなかったんだ」ってくらい素晴らしい作品でした。
音楽、映像、演出、ストーリー最高。
ま、正直ストーリーに関しては今後の歴史を考えると「報われないなぁ」と思わなくもないですが。
ブライトさんとかさ…。
ひとまずUC見て思ったのは、やっぱり未視聴シリーズも見たいなと。
(前々からそう思いつつ手つけてなかった)
とりあえず次はZいきましょうかね?
久々に1st視聴欲が増してるので見てない1st劇場版からいくのもありでしょうか。
何はともあれ、ガンダムUCめちゃくちゃ良かったです。
ep1から7までぶっ続けで見るだけの魅力がありました。
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