漫画『ぼのぼの』5巻の感想です。
今回読んだのは文庫版です。
1冊に2巻分のエピソードが収録。
作者と担当編集の対談も載ってたり、なかなか豪華です。
パラパラ漫画が収録されてないとこだけが残念かな。
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感想
シマリスくんの出番多め。
そういやシマリスっていつの間にか「いぢめる?」言わなくなったなぁ。
ぶりっ子的なウザさから普通にウザいキャラになった気がするw
こっちのシマリスの方がはっちゃけてる感はある
ぼのぼの達は自分の親だけでない、色々な大人達の助言を得て色々なことをする。
子供の時に自分の親だけじゃなくてたくさんの大人と触れ合うのって結構大事なんじゃないかなと思う。
色々な大人から色々な事を学んで、そうやって成長していくんじゃないかな。
もちろん子供同士のコミュニケーションも大事だけどさ。
今の子供って色々な大人と触れ合う機会あるのかな。
親は共働き、近所の人とは関わりない、祖父母親戚とは疎遠、教師ともそこまで話さない…
こういう子だと大人からあまり学ぶこともないまま大きくなっちゃう気がする。
学校の勉強も大事っちゃ大事だが、身近な大人の姿を見て色々感じ取るのも大切な勉強だと思う。
…話が脇道に逸れましたが。
とりあえずぼのぼのは軽く読むにも深く考えながら読むにもいいぞ。
ハイライト
ではふりかえります
アライグマくんのおかあさんが来たの巻(後編)
前巻の続き。
アライグマくんのお父さん&ぼのぼの、アライグマくんとお母さん&ヤマビーバーの掛け合いが続きます。
大人と子供は何が違うのか考えるぼのぼの、
罪悪感や生きがいについて話すアライグマ夫婦…
色々と深いお話だ。大人でも考えさせられる。
ぼのぼのは結局「オトナってかくれんぼのオニみたいなんじゃないかなあ」という結論を出す
「見つけないと」と思うところとか「楽しくなくなってきても探さなきゃいけないところ」とか…
何か分かる気がする
ふしぎな石を探そうの巻(前編)
シマリスくんがお父さんにふしぎな石を渡されるお話
珍しくシマリスくんがメインです
石がなんなのか調べてきてほしいという課題を出されるのだが。
シマリスがいつになくふざけている…w
ふしぎな石を探そうの巻(中編)
アライグマくんのお父さんに誘われて初めての温泉に入ったり
初めての滝を見に行ったり初めてのお泊りをしたり。
ぼのぼのにとっては初めてづくしの連続だった。
子供にとって、子供だけのお泊りってかなりの大冒険だよなぁ。
結局ふしぎな石は見つからなかったけど…
次巻にも続きます。
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