「金の奴隷解放宣言」がダメだと思う理由を書いた

キンコン西野さんといえば、口を開けばいつも炎上してるみたいなイメージありますが
(ぶっちゃけよくは知らない)
今回のはかなりイラっと来たので文章に書いてみようと思います。
これは炎上マーケティング…絶対に釣られな…釣られてやるクマー
まあいい、こうなったら全力で釣られてやろうじゃないか。




 

金の奴隷解放宣言とは。

事の発端は西野さん本人のブログです。

キングコング 西野 公式ブログ – お金の奴隷解放宣言。 – Powered by LINE

 

 

 

まず、最近はお笑い芸人としてだけでなく、絵本作家などクリエイター的活動をしているらしい
(ぶっちゃけあまりよく知らない)
で、その作品の1つとして、絵本の『えんとつ町のプペル』という本がヒットしたようですが…。
(これもあまりよくは知らない)

だがそんな中、一通の手紙が西野さんのもとに届いたらしい。
「2000円は高い。自分で買えない」
小学生からの手紙だったみたいです。

で、これを受けて「お金」という理由でこの本が読めない子どもがいるのはおかしい
という考えに至った彼は、この『えんとつ町のプペル』という本を無料公開にした
というお話です。

一見ご立派ないいお話かと思いますが…。

問題点

この話の何が問題かというと。

これ別に西野氏が1人で作ったわけじゃねえ
たくさんのクリエイターと協力して作った本らしいです。

自主制作で本当に自分1人で作ったなら「勝手にやれ」で済むかもしれないけど、そうはいかない。
その一緒に作ったクリエイター達を実質バカにしてる形になっちゃってるわけです。
西野氏はただの芸人の傍らの副業かもしれませんが、他のクリエイターさん達はこれが本業で、貰ったお金で生活してるわけです。
でも西野氏の言ってる「糞ダセー」に含まれちゃうわけですね。

消費者は「お金を払う価値があると思う作品」を買うし、そうやって支払われたお金でまた新しい価値のある作品が出来ていく
こうして世の中がまわってるわけです。

これが「お金がない人にも読んでほしいから無料公開にしました!」なんてやったら何が起きるか。
金を支払わなくても、無料で恩恵が得られてしまうわけです。
この前例が出来ることによって、本業でクリエイターやっている人達に
「西野さんはあんなに立派な心がけをしているのに、あなたはお金を取るんですか?」みたいな事を言う人だって出て来るかもしれない。

価値のある物だがそれ相応の対価を払わない”風潮
それってただの乞食ですよね。

確かに”いいものをたくさんの人に届けたい”という志はご立派だと思います。
実際に世の中の流れを知らない小中学生だった頃の私も「世の中お金ばかり要求されて嫌だなぁ」と思ったもんです。
でも成長するにつれて、この流れが無くなってしまったら誰も働かなくなるし、そもそも何も生まれなくなることを学びました。
世の中綺麗事だけじゃやっていけねーよ、ってやつです。

西野氏の例の主張は、中学生時代の私の考えと変わりません。
つまり世の中の仕組みを何も理解していない、幼稚な主張です。

2000円払った人達

この作品は既に23万部も売れているらしいです。
つまり定価の2000円で買った人が23万人いるわけです。
この絵本に2000円の価値があると思ったから買った人達。

あのブログの主張は、そんな2000円の価値を見出して払ってくれた人達の事も踏みにじってますよね。

まあ実態は「23万部売れて結構儲かって資金回収できたし、無料公開にして宣伝すっぞー」
みたいな感じでしょうね。
あのブログの文章が売れる前の発言だったら別にここまで燃えなかったと思いますが、稼ぐところはきっちり稼いであんな偉そうなこと言われても説得力の欠片もない
どっちにしろ2000円払った人をバカにしてますね。

そもそも…

たくさんの人に届けたい、お金が無い人にも読んで欲しいなら
図書館寄贈”とか”全国の小学校へ寄付”とかでよくね?っていう。

これならハナから炎上なんてしなかったでしょう。

あと、事の発端になった手紙を出した小学生は(実在するかも分かりませんが)なぜわざわざ西野氏にそんな内容の手紙を出したのか。
そんな手紙を出す労力があるくらいならまず親と交渉しろよ。
私も小学生の頃、ハリー・ポッターの本を買ってほしくて親にねだりまくったものです。
それはもう喧嘩に発展しそうなほどw
どうしても欲しいなら、まず自分でそれ相応の努力をするべきだと思うんです。

これで「作者に頼んだら無料公開になったーやったー!」
小学生は果たして何か成長したでしょうか?
人に頼めば理不尽な願いでも叶ってしまうと思い込んでしまうかもしれない。

そんなのただの甘やかしじゃないですか。

そんなこんなで

どうせ炎上して話題になろうって魂胆だと思うのですが、全力で釣られちゃいましたね。
まあネット見てたら「何でこの人こんな炎上してんの?」って意見もちらほら見えたので、自分の中で考えを整理する意味でもこの文章を書いてみました。
少なくともこういった”無料公開が正義”みたいな風潮になったら本職のクリエイターはたまったもんじゃないだろうし
その作品に金額相応の価値を見出してお金を払っている人間からしても、バカにされてるようにしか思えないです。

そんなわけで駄文失礼しました。

 

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