この世界における自分の出来ること

普段こういう事は文章に書かないんだけど。

凄惨な事件が起きる度にやるせない気持ちになる。

テロとかこれまでの凶悪事件の時ももちろんそうだったんだけど、今回の事件は割と近所で発生したものだから尚更だ。

そんな近所ってほどでもないんだけど、自転車でさくっと行ける圏内だし、

現場の公園名だけでGoogleMapを見ずとも「あそこか…」となる程度の近所。

登戸という街もよく知ってる。”治安が悪い”と悪名とどろく川崎市において、個人的にかなり平和な部類の街。

というか特に何もない平和な住宅地。藤子不二雄ミュージアムもあるし、ドラえもんが名物なくらいか。

生田緑地も近いし、多摩川もある。自然が多くてJRと小田急が交差して交通は便利。ファミリー世帯が住むにはちょうど良さそうな街。

個人的に、川崎市内の大きな駅では新百合ヶ丘と並んで平和な街だと思ってる。

現場の公園も駅からすぐでありながらも、静かな場所。多摩川もすぐの距離だ。見通しも良い。

そんな平和な街の、平和な朝の通学時間。バスを待つ小学生達。これ以上ほのぼのした光景ってあるんだろうかってくらい。

でもそんな平和はめちゃくちゃにされてしまった。知ってる場所なだけに事件当時の状況が何となく想像出来てしまうのが辛い。

無垢な小学生が死ななきゃいけない理由なんてないだろう。

聖マリアンナ医科大学病院といえば地元の大きな病院。というわけで名前はよく知ってる。

その病院が治療にあたったりニュースで会見してたり。身近というほどではないけど、そこまで遠くもない。ぞっとする。

犯人は何の責任も負わず死んだ。

天国と地獄の存在は信じてはいないが、こういう時の為に必要なんだろうなと思う。

たった一人のサイコパスの為にスクールバス制度が破綻するのもおかしいと思う。

現実的な対策があるとすれば、バスにも警備員つけるとかそんな感じになるんじゃなかろうか。

正直、一般市民が対策なんて考えたところで何も出来やしない。ヒーローのような力もない。

ただでさえ殺伐とした気持ちになるのに、毎度の事ながら被害者や遺族の事を全く考えないマスコミの対応、

事件を利用して自分の主張を押し通したいだけの人間、面白半分の野次馬…。見てると更に嫌な気持ちになる。

この世は不愉快な事で溢れている。鬱屈とした気持ち、人間の残酷さ…。

社会の仕組みが今回みたいなサイコパスを生み出すのかもしれない。犯人に同情する気は全くないが。

それに、一市民が社会制度に不満を訴えたところで、どうにもならないことだ。

ここでタイトルに繋がる。この世界において自分に出来る事はなんだろうか。

自分のする事で少しでも人を癒す事が出来たらなと思う。大した事は出来ないけど。

別に世界を救いたいとか人類みな友達とか世迷い言を言ってるわけじゃない。

具体的に言うと、自分の撮る写真、作り出す物、書き出す文章とかで少しでも誰かの日々の癒しになればなと思う。

誰かってのは自分の手の届く範囲内でいい。どうせ自分に大した影響力なんてないのだから。

それでも、そういうちょっとした癒しが人から人へと伝播したら。少しはましな世の中になるのかなとか、思ったり思わなかったり。

ほんのちっぽけな事でも、人の悪意よりは優しさみたいなものが少しずつ伝わってほしいと願う。

だから自分もそういった、人を癒す事や、嫌な事があっても溜飲を下げるような事を発信していきたい。

ありきたりな文章で著すと、人に優しくありたいと思う。

あと地元に悪いイメージがついてしまうのも悲しい。

大して名物もないのに治安が悪いとか凶悪事件が起きがちでイメージ最悪な川崎市のイメージがプラスになるような事をしたい。

亡くなった被害者の方々のご冥福をお祈りします。

負傷した方々や御遺族が少しでも回復するようにお祈りします。